ふれあいの会さんの活動を取材させていただきました☆
☆くれパステル活動日記☆
ふれあいの会さんの活動を取材させていただきました。
以前、くれパステルの外遊び会で、素敵な花器作りとお花を生ける体験をさせていただきましたが、
毎月、昭和北小学校でお花の生け込み活動をされているということで、
今回は、小学校で取材させていただきました!
ふれあいの会さんは、教室に置かれる前日に手作りの花器に生け込みをし、
当日子どもたちが、大休憩の時に職員室の前に取りに来て、それぞれの教室やトイレに持って行くのだそうです。
大休憩の前に、会議室にあるお花を見させていただきました。
その数 約50個!
とってもきれいに生けてあって、眺めているだけで心が癒されます。
季節感を大切にされていて、今日は、りんどう・百日草・菊の花だそうです。
花器の折り紙も一つ一つとても丁寧に作られていて、手に取る子ども一人一人へのやさしい気持ちが感じられます。
職員室の前で子どもたちを待つお花たち
いつもは、当日は来られていないふれあいの会さんですが、
取材ということで、森岡さん、中島さんが来てくださいました。
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いち早くとりに来た生徒さんと、教頭先生が見守っている様子☆
お花を通して、先生と生徒さんのコミュニケーションにもなりますね。
少し経つと、どどど~っとたくさんの子どもたちがやって来ました。
お花を見て拍手をしたり、「わぁ~!」と歓声もあがっていましたよ♪
子どもたち、嬉しそう~
みんな、とても大事そうに持って運んで行くのが印象的でした。
せっかくなので、子どもたちに感想を少し聞いてみました☆
「いつも花をいただいて、きれいだなと思って眺めています。」
「トイレがきれいになりますように。みんなの心がきれいになりますように。」
「とてもきれいだな、と思いました。」
など、緊張しながらも真剣に答えてくれました。
「きれいなものを見て、きれいだと思えること、とても大事なんですよ」と、ふれあいの会さんが仰っていました。
うん、きっとみんな、キレイって、思ってる!
教室に置かれたお花。テレビの横などに置いているそうです。
こちらのクラスでは、歴代の花器も子どもたちが並べてくれていました♪
お花のある教室、いいですね!!
最後にふれあいの会さんにお話を聞きました。
ふれあいの会さんは、小学校での活け込み活動以外にもMOA美術館の美育の一環として、公共施設にお花を生けたり、花器作りの体験を行ったりと、”美”に触れ合うことの良さを伝える活動をされています。
呉市内での生け込みの活動は35年以上にもなり、昭和北小学校では8年ほどになるそう。
昭和北小学校全体で協力してくださっているそうで、前日に会議室を利用させていただいたり、当日先生方が職員室まで運んでくださったり、校内放送まであります!
生徒も先生も関わっての活動、いいですね!毎月楽しみにしている子どももたくさんいるだろうなぁ。
ふれあいの会さんは「花を見て、感じて、話してほしい。」と言われていました。
クラスで話したり、家に帰って話したり、お花を通じてコミュニケーションがとれるっていいなと思いました。
お花って、元気なときに見たら、もっと元気に明るくなれるし、
元気がないときに見ると何か少し気持ちが和らぐ、みたいなことありますよね。
子どもたちも、教室のお花を見て、いろんなことを感じているんだろうな、と思いました。
そして、誰かが、自分たちのために嬉しいことをしてくれている、そう思える経験は子どもが育つうえでとても大切なことだと思いました。
孤独を感じたとき、自分に自信がなくなったとき、花を見て、自分に思いを寄せてくれている(いた)人がいる、ということを実感できるのは、どれだけ子どもたちの力になるだろう。
いつも、「子どもたちが元気になるように☆と、願いを込めてお花を生けています。」というふれあいの会さん、
きっと気持ちはお花を通じて伝わっていると思いました!
ふれあいの会さんのお花を見て、元気をもらっているんだろうな。
きっと大きくなって、思い出の風景の中にその花があるんだろうな。
なんだか、取材した私たちまで、ふれあいの会さんのやさしさに触れて、やさしい気持ちになった一日でした。
子どもたちの気持ちに寄りそう、素敵な活動を取材させていただき、ありがとうございました!!
そして、取材に協力してくださった、呉市立昭和北小学校の皆様ありがとうございました<m(__)m>
最後に、
ふれあいの会さんが大切にしている言葉をご紹介
【美しいものにふれると美しい心がそだつ】
素敵な言葉ですね。
美しいお花にふれることで、子どもたち、おとなたちの心がもっともっときれいになりますように・・・